矢部川、球磨川の鮎釣りキチSAMURAIです。
先日の鮎放流から、一気に鮎釣り熱が再燃してきまして、ボチボチ解禁準備に入ることに。
今回は、私の相棒とも言える鮎タモの補修の模様を皆さんにご紹介しようと思います。
鮎タモは手作り派とメーカー既製品派に分かれる
そもそも鮎タモは、大きく2種類のタイプに別れます。
カヤやモミといった天然木での手作り品と、
メーカーの既製品ってな感じですね😊
私のオススメは、迷うことなく前者。
タモって鮎釣り師にとって、一番身近な相棒じゃないですか😄
だからそこにはしっかり愛着を持ってたいし、
使用頻度も高いものだから、
やっぱり自分のこだわりを詰め込みたいんですよねー😊
そんなわけで、今回は10数年前に師匠と一緒に手作りした鮎タモの痛んだ箇所を手入れしていきます😊
まずは石突部分をやり直し
去年だったか?
解禁前にずっと温めてた鹿角をチャチャーっと取り付けたんですが、シーズン終盤になって接着が緩んで、接続部がグネグネになっちまってましたw
(まー時間なかったんで、かなりテキトーな取り付けだったしなw)
実は、終盤の球磨川バトルは、鹿角が抜けはしないか、かなり不安な状態でボコボコ釣ってましたw
ほいで今年、手先の器用なテクニシャンOくんから、
「自分のカヤタモを作りたいので参考に貸してくれ」
ってことでしたので、レンタルついでに鹿角をしっかり付けといて、とお願いし、帰ってきましたら・・
うん、ピシャリ❗️
この男、さすが手先が器用や❗️
よっ職人❗️
なんなら鹿角の色がボケてたので、ちょっと削って色まで入れてくれてます。
サイコー過ぎるw

というわけで、ここから私の作業スタート!
まずは中途半端に残ってる籐を、名刀モーラナイフで削る!
はいドン!

ここからまた籐を巻いてカッコつけるかーと思いきや、
目に入ったのは・・
タモ網の固定に使ってた「仕付け糸」
これはどうせ次の仕付けには、長さが足りないし、捨てるつもりでしたが・・
もったいないから、とりあえず巻いてみる!

やべー!ピシャリ✨天才❗️
ちょっとこれ・・カッコよくないですか?
試し巻きだったんですが、そのまま締め込んで本番ってことに😂
今後、仕付け糸をタモに巻いてる人がいたら・・きっと俺のパクリやw
籐より安いし、扱いがカンタンやし、
ちょっとだけ伸びてしっかり締まるし、
なかなかいい素材として使えることがわかりました😁
ちなみにパクりたい人は、スレッド巻きの要領でやってくださいね😊
始まりと終わりを3周くらい下に巻き込む、ベタなやつなので、省略します。
お次は、タモの枠だよ・・
タモ枠の割れ補修
石突は別に致命傷じゃないんで、チャチャーっと終わらせたんですが、
問題は・・枠なんですよ・・😅

この割れ・・ね😅
まーひどいでしょ😅
俺も思い入れがないなら、ぶっちゃけお焚き上げですよw
ただ、このタモは師匠との思い出が詰まった大事なものなので、しっかり補修してまた命を吹き込みます。
ちなみに、たしか去年?だったか、河原で派手にずっこけて枠を割っちゃったんだな・・
今回は、まだ解禁まで時間があるので、パテ盛って一気に補修かけてしまいます。

その辺にあった100均のパテを巨大なハナクソのようにコネコネして、枠の割れに押し込んで、マルっと包み込むように・・
どうせあとで削るので、だいたいこんなとこでOK😊

1日待って完全硬化したら、ヤスって形を整えていきます。
棒ヤスリで全体を慣らした後、ペーパー600番で。

だいたいツライチに馴染んだのでこれでOK❗️
ほいで、ここから修復痕のごまかし作業です😊
枠も仕付け糸を巻いで誤魔化すか・・
と考えましたが、既に籐を巻いてるとこもあり、チグハグになっちゃうので、ここはさすがに籐巻きで!

だいたい高いんよな・・w
これが2巻きくらいで2000円・・w
籐は先っちょを少し削って、ぬるま湯につけて全体が柔らかい状態で巻いていきます。

だいたいこんな感じでキレイに巻いていきゃいいんじゃないでしょうか😊
これまたスレッド巻きの要領で、見えない裏側で3回くらい被せて抜いてます。
あとは上からカシュー塗装して終わりなんですが、
さすがに1回の記事でそこまで終わらないので、今回はここまで!
塗って、磨いて、塗って、磨いて、塗って・・
さー何日かかるでしょうねー😅
またブログで紹介しますね。
ぜひ、皆さんも手持ちのタモ枠の修正の参考になれば幸いです😊
ではまたー
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